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幼児退行を諦めない こーはくさんいつもありがとうございます 義理の兄からの連絡だったからついつい取ってしまった。取った瞬間「やっちまった」と思ったが、話を聞いて「しまった」と血の気が引いた。珍しく詰めていた執務室から飛…
幼児退行を諦めない こーはくさんいつもありがとうございます 義理の兄からの連絡だったからついつい取ってしまった。取った瞬間「やっちまった」と思ったが、話を聞いて「しまった」と血の気が引いた。珍しく詰めていた執務室から飛…
迦陵頻伽ちゃんのあとのはなし スウィフトさんのおもいつき 過保護である。 スウィフトから出る感想はその一言に尽きた。自分も小さい頃近い扱いは受けていたような気がするが、それにしたって過保護である。相手が怪我人で、目もま…
迦陵頻伽討滅戦後の分岐 スウィフトさんが起床に間に合わなかった場合 なおくっついていない 「なあ、知らねえか」 今日何度目かの言葉を目の前で漂うものに投げかける。だが、焔とも綿の塊ともとれる淡い色のそれは、その問いかけに…
剣闘士パロ エクソダスが増えるねえ! 店手放してリムサに来た頃 商人達の朝は早い。 店を開けるのが昼前であっても、諸々の仕込みや準備がある。それに人前に出るからにはきちんと支度をしていなければならない。八百屋や肉屋とい…
帝国if 冒険者デビューする召喚士君とわちゃるモブ 「生意気な下士官はきっちり叩いた方が後が楽」とのこと その日、溺れた海豚亭は密かに沸いていた。 大規模な討滅戦があるわけでもなく、新たなダンジョンが発見されたわけでも…
幼児退行を諦めない エタバン後 スウィフト・ライダーという人間はことごとく子供と相性が悪いらしい。実直、真面目、堅物を具現化したような彼は、無垢で無邪気で自由を体現する子供とは相反するもののようで、彼自身がよかれと思っ…
刑事モノのやつ 我慢できなかった 自機とタイニーちゃんだけの特にヤマもオチもない話 一人の夜は苦手だった。静かな闇に押しつぶされる気がするからだ。一人でマットレスに横になっていると、突然大きな音がしないか、身体を揺らす…
エタバン後 お仕事している中身のない話 腰が痛い。「え? なに? 街のルガディン一気食いでもしたの?」「は? してません」「そのぐらいで痛めるなんて君にしては珍しいねえ。年?」「だからしてません。まだ年でもないつもりで…
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帝国if まだくっついてない 抜けるような青い空だ。雲がほとんどない晴れ間は随分久しぶりかもしれない。ごくごく薄い絹のような雲があるだけの空を、海鳥たちが渡っていく。 これを見上げているのが庭先のベンチだったらどんなに…